トーストとおばあちゃんのこと

ネットに出てたけど、関西と関東では、トーストの厚さの好みも違うようです。

関西は4ツ切りなどの厚い目が好まれ、関東ではこの逆で8ツ切りなどの薄めが好まれるのだという。

関西のいわゆる「粉モン」文化がここにもあらわれており、もちもち感が好まれるのではとのこと。

ワシもどっちかというと厚いほうが好き。

地元の喫茶店ではどこでも必ず分厚いトーストが出てくる。

実家は6ツ切り。

ちょうど間やん(笑)。

ばあちゃんがおった頃の実家の朝飯は、ご飯と味噌汁の和朝食やったけど、今はトーストとコーヒーwith生野菜。

もぎたてトマトをスライスして、イタリアンドレッシングをかけて食べるのが、大好き。

箸で食べるんやけど(笑)。

そういえば母方のおばあちゃんはトースト派やったなぁ。

イカラさんでした。

パンを二枚入れてレバーを下げ、焼けるとピョンと飛び出すトースターが珍しく、面白かった。

うちは和食なので、こういうトースターが無かったから。

後にうちもトースターを購入するが、こういうヤツではなく、オーブントースターやった。

ギミックが無い分、つまらなかった。

ワシが小学生の頃の母の実家は、製材業やっとる大きな家、まだ二つ並んだ「かまど」(くどって言うてた)がある古い家やった。

そのくどの横に、その当時まだ珍しかった馬鹿でかい電子レンジが置いてあったりした。

なんてミスマッチ(当時はそんな表現しなかったけど)。

おばあちゃんはのんびりとした伊勢弁、伯母はチャキチャキの名古屋弁、色々な言葉がちゃんぽんの家でした。

うちではワシは皆に呼び捨てやったけど、母の実家では皆「くん」とか一部は「ちゃん」付け(今でもさ・笑・)で呼んでくれた。

長島にありながらなんとなくよその家、別世界のような感じで楽しかった。

今は、改装・増築でくどなど当然無く、昔の建物の面影はわずか。

暫く行ってないなぁ。