「火垂るの墓」さながらの人生を歩んだ男性の記事を読んだ。
「かわいそうなぞう」もそうやけど、この話もアカン、映画もまともに見れない。
大阪で育った彼、父親が戦地へ赴き、母親が病死、幼い妹と奈良にある父の実家へ行った彼は、小説さながらの辛い思いをし、夕方はいつも西の空の夕焼けを眺めていたそうです。
山の向こうの大阪が恋しかったから。
小さな妹と二人、どんなに心細かったやろかと思う。
世界では今もどこかで争いが続いている。
辛い経験した彼の言葉は重い。
「戦争で解決することは何もない。なのに、なぜ人間は同じことを繰り返すのか」。
終戦記念日です。