さすが兄貴
ボクシングのあの家族嫌いやし、ボクシングにも詳しくないからここにはこれまでイッコも書かへんだ(たぶん)。
今日、晩飯のとんかつ屋で見た夕方のニュースで、兄貴の記者会見を見た。
編集ちゃ編集した映像やけど、きちんとした謝罪でした。
内藤選手に、ボクシング界に、ファンにもきちんと謝っていた。
会社に戻り、ネットのニュースで内容を読んだ。
記者の問いかけに「?」な答えもあったが、彼なりの言葉で返してたけど、やはり中には失礼な大人気ない質問もあり、それには答えに窮してたよう。
そんな下品な質問をする記者の新聞(雑誌かも)は、どうせB級、C級紙に違いない。
彼らは、きっとそういう類の品のないマスコミに踊らされてたんやないかとも思う。
家族を代表する20歳の長兄、立派やと思うよ。
頭を下げるところは下げ、質問への応答は胸を張り、堂々としていた。
よお謝った、男らしいやんか。
本気か或いは口先だけか、目を見たら分かる、表情を見たら分かる。
言うたらなんやけど、彼らの親父の目とは違う。
彼の素直さが、表われてたんやないかな。
親思いやし、家族思いやし。
涙はホンマもん、わかるよ。
親父がおらんだのもどうかとも思たけど、これはこれで、彼の本当の気持ちが話せて良かったんやないかな。
おったら、思うように話せやへんだかも知れん。
彼の気持ちを考えると、コレまでの言動を差し引いても、気の毒に思う。
こんだけボコボコにされた20歳も他にない、どんな気持ちで記者会見に臨んだのか。
1時間20分もよう耐えた。
前回の張本人と親父の記者会見とは大違い、グッと伝わってきた。
でも、こんだけ世間にガツンと頭なぐられたら、どん底へ叩き落されたら、あとは這い上がっていくしかない。
ボクサーのストーリーとしては上出来やん。
って考えようや。
これから強くなって這い上がってきたら、ホンマモンのボクサーやって認めてくれるかもな、世間は。
謝ればええっていう問題ではないかも知れないが、今日の彼の行動は立派だと評価するよ、悪く言う人もおるかも知れんけどな。
ワシは褒めたる、ようやった、これから頑張れと。