考えたこと

昨日の練習で、受身が旨くいかず恥ずかしく悔しい思いをしたこと、先生に「指導者として…」と注意されたこと、さらに怪我までしてしもたこと。

なんでやろ。

厄日と片付けるわけにはいかん。

練習不足、準備運動の不足。

自信持って取り組まなアカンのに、自信がない。

それの原因は何か考えてみた。

少林寺拳法を始めたときの気持ちを忘れてしもてないか。

そう、初心。

初段合格した時に津のHっしゃんにも言われたやん、「今の気持ち忘れたらあかんで」。

忙しさにかまけて、それすら忘れている。

そんな状態でモチベーションがあがるわけもなく、取り組む姿勢もよろしくないはず。

初段受かったときでも、楽に受かったわけでは全くなく、先生や周りの皆さんに迷惑と心配をかけ、やっとこさとった具合。

Y岡さんも「苦手なとこは次の試験までの宿題ですね」、なんて言うてくれたのも忘れかけとる。

初段とってホッとしてしまったのか、時間経つにつれ、向上心みたいなものが消えてしもとる。

初段のレポートにも書いたし、皆さんの前で合格の挨拶したときも、「ようやくスタート台に立った気がします」なんて言うたけど、それきり。

今になると、スタート台に立ったまんま、ずっとボーッとしてた、みたいな感じにも思う。

さらに、平日も忙しくなり、人より多く練習せな追いつけやんはずやのに、仕事やししゃあないか、みたいなことで、輪をかけて練習量が減っている。

大事な「数をかける」ことができていない。

暑い暑い日曜日、Y岡さんとメールのやりとりしながら、色々考えた。

まだまだ少林寺拳法を辞めるつもりはない、最初に親父の二段を抜く目標を置いたから。

だったら再度、初心に立ち帰り、向上心をもって練習に取り組むしかない。

そう、先生に教わった「流汗悟道」。

勘違いせんと、「真純単一にこの法修行に専念」せなあかん。

聖句、誓願、礼拝詞、道訓、信条を繰り返し口にしてみた。