成長

我が子ではない、うちの道院に通う子供たちの成長です。

心も体も大きくなっているのに驚くことがある。

特に今の中一、今度中二になる五人はこの一年、いやこの半年でかなり変わった。

去年の夏合宿の集合写真を見ると、ワシの相棒I木、明らかにワシの方が背が高いんやけど、最近、目線の高さが同じことに気づいた。

「I木、背伸びたろ」

「そうですかね」

照れ笑いする本人は気づいていない振りをするが、この半年で彼は体つきもがっちりしてきた。

夕べもSさんと話したんやけど、高校生になったらYさんくらいでかくなるかも。

T沢もK島も、A沼、I橋もそう、彼らは夏の合宿頃を境に変わってきた。

ずいぶんしっかりしてきた。

7月の都大会の反省からか、中学生としての自覚が芽生え成長してきたに違いない。

ええこっちゃ。

T沢は、他より目立って年少部の面倒を良く見るようになった。

結手の時、かかとが閉じていない子を見つけると教えてやり、天地拳をうろ覚えの子には、「覚えてるか、おまえ大丈夫か?」と自分が手本を見せて教えてあげているのを昨日も見た。

中でもA沼は、これに加えて黒帯、有段者の自覚もあるようだ。

前に立って指導するのをみていると、「お、やるなオヌシ」と思うこともある。

そう、おじさん達は君達のすることをちゃんと見てるんだよ。

比較したらアカンけど、H本、S木、I井はまだまだ彼らに比べたら幼い(笑)。

たった一年しか違わないのにと驚く。

仕方ないか、今の中一も去年の今頃は同じやったもんな。

一般部の練習に参加し始めた頃、K島(彼もグンと背が伸びた)なんて「痛テエ痛テエ」の連発、半ベソやったもん、昨日のH本と同じ。

さあ、この三人も春から中学生。

彼らもきっと一年先輩達と同じように、変化していくと確信している。

楽しみだ。