Kさん

うちの年少部に、お父さんがカナダ人、お母さんが日本人のハーフの兄妹がいる。

子供たちは二人とも、あちらでもこちらでも通用する名前を持ち、お母さんの苗字をなのる。

お父さんと話をするときは英語、お母さんと話をするときは日本語、そう、リアルにbilingual!

お母さんにはKさんと苗字で呼ぶが、お父さんの名前を今も知らない。

こないだの都大会の時、兄妹とも出場しているので、お父さんが会場に来ていた。

仕事中見かけたので、声をかけようと思たんやけど、一瞬困った。

んっと、なんて呼べばええんや?

どっから見てもガイジンのお父さんに大きな声でKさん(奥さんの超日本的苗字)てのも周りの反応が…、かと言うて下の名前を知らんし。

お兄ちゃんのKが予選を通過したことを教えてあげたいし…。

結局、後ろから追い付いた振りをして肩をたたいて「こんにちは」。

「あ、こんにちは」、彼はフツーに日本語を話せる。

予選通過を喜んでいた。

が、どうやら奥さんとはぐれたらしい(笑)。

こんど名前聞いとこ。