風鈴

昨日の帰り道、駅から少し離れた大きい通りの交差点、チリンチリン…、涼しげな音が聞こえてきた。

街路樹に地面と平行に棒を取付け、そこにガラスの風鈴が4つぶらさがっていた。

おお、誰がやってくれたのか、ふと、気分良くさせてくれる。

心遣いというか気遣いというか、誰もが悪い思いをするはずもない。

花を置いてくれるのに似ている気がした。

花を見て怒りだす人はいないと誰かが言っていた。

風鈴の音も同じやと思う。