おつかれ!

風呂あがり、8チャンのすぽると!で清原の引退セレモニーが始まるトコやった。

PLにすごいヤツがおる、しかも二人…インターネットの無い時代、新聞、雑誌などで彼らのすごさを実感、機会が無く実際に試合を見たことはないが、あれから25年。

彼らはいっこ年下、高校卒業後はなんとなく対照的な野球人生という感じもしたが、二人ともそれぞれ彼らなりにしっかりと足跡を刻んできた。

そして時をほぼ同じくして一線から退くこととなった。

ゲーム前の王監督の一言はアカンな、泣かせるなぁ。

「来世、生まれ変わったら同じチームでホームラン競争をやろう」、彼も泣いてましたね、温かい言葉に、そして23年前のことも思い出したりしたんやろな。

そして残念ながら最後のアーチは見れなかったものの、第3打席ではタイムリー2ベースも出て結局4−1で試合終了。

ワシ久しぶりに聴く「とんぼ」、しびれますな。

彼の気持ちでこの歌詞を思い浮かべると…鼻の奥がツンとなる。

ノーカットで伝えられた彼の挨拶は、感謝の言葉に終始した。

自分がプロとして野球を続けてこれたこと、かかわってくれた全ての人への感謝の気持ちです。

一人間として大人として当たり前の言葉、気持ちなんやけど、こういうセレモニーなどの機会でもないと中々素直に言えなかったりしますよね。

あなたの思いは伝わりましたとも、選手、スタッフ、プロ野球にかかわる全ての方、そしてすべてのプロ野球ファンの胸に。

涙のドラフトで始まった彼のプロ人生は、心の底から溢れ出す感謝の涙で終わりました。

18歳の少年の涙とは全く別物、41歳の大人の男の澄んだ美しい涙でした。

23年間お疲れ様でした。