たからもの

こないだ会社の帰りに妹のマンションに寄った時、下の今度4年生になる姪が、今朝別れ際に友達から貰った色々な践別を見せてくれた。

その朝は、特急ではなく、名鉄バスセンター行きの高速バスで名古屋に出たらしい。

駅ではなく、バス停での別れ。

上のお姉ちゃんの中学校関係の皆さん、下の小学校関係の皆さん、妹の関係の皆さん、すごく大勢見送りに来てくれたそうです。

この場を借りて…、どうもありがとうございました。

親父に聞くと、あとから来た方が係の人に「乗れますかね」と聞いてたそうな(笑)。

下のチビの同級生の男の子で、ものすごくヘコンでた子がいたそうです。

一緒に来てくれたお母さんにずっと隠れてたらしい。

アカン、そんな話に弱い(涙)。

話を戻すと、皆に貰ったものは、消ゴム、鉛筆、ビーズのようなものを組み合わせて作った小物…、いかにも小学生。

「大事にせなあかんな、宝ものやな」

言いながら鼻の奥がツン…。

「でもNはええなあ、長島にも友達おるし、こっちにも友達できるし」

「友達出来るかなあ」

すかさず母が(一緒に来て暫く居る)、「出来んでどないするんや(笑)」

新四年生なりに不安なようです。

最初だけな、ちょっと恥ずかしいかも知れんけどな、それこそ友達なんてすぐ出来るさ。

寄せ書きの色紙も貰ったようです。

ちらと見えた…男の子の字で「横浜に行っても…」、泣いてしまいそうで、よぉ読まなんだ。

ホンマに宝物!

お姉ちゃんは照れるからワシは見せてもらわへんだ。

「○○君と、○○ちゃんと手紙出す約束したの」

文通って言うんやでー。

今の子は知らんのやな。

桜と横浜らしい風景の前でデジカメで写真撮ってハガキにして送らなあかんな。

転校経験はないけど、見送られる側の気持ちは分かる、気がした。