エアチェック
死語ですかね、「エアチェック」。
ラジオで放送される音楽をカセットテープに録音することを指してこう呼びました。
今もよくラジオを聴くけど、今のように前奏、後奏におしゃべりがかぶることも少なかったので、何枚もレコードを買えない小学生、中学生には持ってこいの素材でした、ラジオは。
よく聴いてたのは「土曜天国」「どんどん土曜大放送」等電話リクエストもの、他には「コーセー歌謡ベストテン」「ダイヤトーンポップスベストテン」「不二家歌謡ベストテン」等のランキングもの、ですな。
中学生位になると音質うんぬんと色気づき、AMモノラルじゃ物足りなくなってきたのです。
てなわけで、「FMレコパル」等FM誌(いま無いですね、この手の雑誌)を購入し、目を皿にして曲目を探しました。
NHKFMはクラシック系が多かったので、当時唯一の民放FMだったFM愛知が頼みでした。
中でも「コーセー歌謡ベストテン」は、お気に入りでした。
でもランキング下位の曲は、ゲストで呼ばれない限り編集されてショートカットでした。
「イエスタデイワンスモア」やないけど、ラジオの前でワクワクしながら待ってたものです。