七五三

ちょっと早いけど、あちこちの神社で看板を見かけたり、今日のよい天気の日曜日、千歳飴をもった親子にであったりした。

ワシ、七五三の記憶がない、写真も見たことない。

その代わり、…になるかな、親子杯はやってもろた。

親子杯とは、地元紀伊長島に古くから伝わる習わしで、漁師の家に男の子が生まれると、次の正月に本町の「湊屋」へ行き親子の杯を取り交わす。

これは湊屋の初代、次郎左衛門が赤羽川で悪さをする河童を懲らしめ、以後湊屋末代まで水難に遭わないよう約束し、川に帰してやったと言う伝説によるもの。

それ以来、湊屋と養子縁組みをして子供を水難から守ろうというもの。

360年以上も続いている民族行事です。

湊屋の台帳に名前を書き込み、小さな杯を交わす。

縁組みの証として日の丸の扇をもらう。

うちは漁師ではないけど、親父のもワシのも扇はあります。

おかげさまで水難とは無縁。

こんなんはずっと残してほしい行事ですな。