残念ながら…

今朝10時頃、伯父が亡くなったと連絡が入った。

昨日、早退して見舞いに行った時も目は開いているが焦点が定まらず、酸素吸入器で自動的に息をしているように見えた。

血圧とかの数値も安定してきたと聞き、と少し安心して「また来るわ」と帰宅した矢先。

電話を受け、出掛けてた両親に電話を入れてすぐ帰らせた。

病院からは専用の寝台車に載せられ、伯父は帰宅した。

手伝いの手をとめ、部屋に運び入れるのを手伝った。

軽かった。

こんなに軽かったのか。

軽くなってしもたんか。

脳に腫瘍が見つかり、名大病院で手術を受け、三回目の手術以降、容体が急変したらしい。

正月に会った時、自宅で話をしたが、こちらの言うことは理解できるようだが、自分から言葉にすることができない、そんな感じだった。

その半年後、帰らぬ人となりました。

町議を一期、町長を三期務めた田舎の政治家。

精神的にしんどかったんやろと思う。

在籍中には、色々ここに書けないような事があったとも聞いています。

昨日はまだ呼吸していた人が、今日は冷たく…。

覚悟はしていましたが、ね、やっぱつらいデス。

明日が「友引」(漁師町です、けっこう気にする)、明後日が通夜、その翌日が告別式になった。

会社へ連絡したら「結構忙しいんだよね」、チクッと言われた。

こんな時やん、そんな言い方せんでもええのに。

悪いなぁ、そう思いながらも気ぃ悪くした。

結局、今週一杯は休みます。

そうそう、数日前、この伯父が持っていた「少林寺拳法」の技の写真集を、N君(ワシ)にあげてと伯母が持ってきてくれたそうです。

色々な本を読んでいた伯父、少林寺拳法にも興味があったんやろか。

いわば、伯父の形見、宝物が増えました。

母は、今夜は実家に泊まります。