駆け込み乗車
中央線で、電車の閉まりかけたドアをこじ開けて乗った男性に対して、車掌が「駆け込み乗車は危険です。大けがをすることになります。それで大けがをしても、そちら(乗客)の責任です」と車内アナウンスしたと、ニュースに出とった。
別の乗客がJR東日本に抗議し、JRは「配慮がなかった」と非を認めたという。
おいおい、おかしないか、この「別の乗客」。
車掌は間違ごたコト言うとるか。
JRに抗議するようなことか。
無理やり電車のドアをこじ開けるようなヤツには、これくらい言うてええんちゃうか。
駆け込んだ野郎のせいで、10両編成の乗客全員に迷惑をかけたんやし。
ワシは車掌の肩持つわ。
昔やけど、同じようなことがありました。
近鉄で、閉まりかけたドアがまた開いて、
「6号車付近で駆け込み乗車のお客様、発車が遅れ、他の大勢のお客様にご迷惑をおかけしております。
お急ぎなのは、アナタだけではありません。
大変危険です、二度とお止めください。
これからは次の電車をお待ちください。
皆さん(関西系私鉄は皆様ではなく「ミナサン」)が気持ちよく電車をご利用いただけるよう、また定時運転にご理解、ご協力をお願いします」
てな放送を聞いた覚えがある。
毅然としててええなあ、立派な車掌やなあと思た。
東海道新幹線「のぞみ」でもよお似た放送を聴いたことがある。
抗議?思いもよらん。
いますよ、階段のそばで乗ってると、血相かえて飛び込んでくるやつ。
鏡見せたろか、と思う。
あんなん突っ込んできてぶつかったら、年寄り子どもなら怪我するで。
数分待ったら次の電車来るやん。
あわてて電車乗るなら、5分早よ出て来い、てな気になる。
こないだの「will be」やないけど、もうちょっと余裕持てませんかね、日本人。