センダンの木

テレビで小学校の同窓会うんぬん、とやってて、地元の小学校の事を思い出した。

五年生の時に新校舎が出来るまで、グラウンドの隅に「センダンの木」と呼んだ大木があった。

「センダン」て木の種類なのか、愛称なのか今だにわからない。

この木は、日立のCMの「この木何の木…」みたいな形、だったように記憶している。

ハワイにあるそうですが、あんなに大きくはない。

でも、簡単に木登り出来るような大きさでもなく、幹まわりは子供二三人手をつないで一回りくらいでしたね。

その大きな木陰には、タイヤを半分埋めた遊具(?)とか、丸太を何本も間隔を開けて埋めてその上を飛んで渡る遊具(これも?)があり、休み時間にはみんな集まってました。

以前は三階建て一棟と木造二階建て二棟でしたが、木造二棟を取り壊し、同じく三階建てに立て替え、各階にデパートやスーパーのA館B館を結ぶブリッジのようなモノがついた大きな校舎になりました。

新校舎の一部にかかるとの事で切り倒すと聞き、写真に撮った覚えがある。

校舎がきれいになる嬉しさと、両親が通った時分から既にあった歴史を知る大木を切る淋しさみたいなのがあったんでしょうかね。

新校舎建設の二年前に創立百周年だったので、そろそろ創立百三十年になりますな。

今は国道を走る車から見るだけですが、一度尋ねてみたくなりました。