K先生

掲示板に「きりもみ」のコト書きましたが、このK先生、結構印象深いです。

怒らせると「きりもみ」、あるいはそれ以上の時にはスパーンと平手で張り倒される恐い先生でしたが、普段は父親のような優しい先生だったように思います。ちょうど年令も、うちの親父と同じくらい。

児童の学習意欲を高める目的からか、ポイント制のシステムがありました。

テストの最高点の子には「学習賞」、前回のテストとの得点差が一番大きく頑張った子には「努力賞」、良いことをしたら「善行賞」などなど、色々な賞を設けてました。

賞と言うても、桜の中に「よくできました」と書かれたスタンプを押したカードをくれるだけなんですが、これを十枚集めると、「十枚賞」と交換すると共に確かノートを貰えました。

五、六年と、このK先生だったんで、このポイントも二年間有効、ワシもノート一冊もらいました。

色々な「賞」を発行し、40人のクラス全員がある程度まで枚数を集めることができたようです。

三学期の終わりに、誰が何枚とか、決して発表はしませんでした。

みんなをそれぞれ自発的に「がんばる」コトをさせただけで、競争させるのが目的ではなかったからです。

こんな先生、今でもどこかに居るんでしょうかね。

懐かしい思い出です。