振替輸送

振替輸送を調べていて、わかったことがある。

関東では、不通(障害中、振替を依頼する側)となっている路線の駅で振替乗車票を貰う。

関西では逆に、振替を依頼される側(非障害中)の路線の駅で振替票を貰う。

この違いに気付かなかった。

去年の大晦日に、名古屋駅で新幹線を降りたら、JRの紀勢線が不通となってしまい近鉄が振替をやるとのことで、近鉄に移動した。

その際、近鉄のコンコースに会議机を出して駅員が対応しており(JRと近鉄と両方駅員がおったような…)、振替票を貰い近鉄電車で帰宅した。

この振替票も関東のものと違い、近鉄名古屋ー○○駅間って区間が表示されており、振替“乗車券”って感じのもの。

東京では、不通となっている駅で混雑をかき分け振替票を貰い、動いている電車の駅に移動する。

この時、目的の駅までに2社にまたがる(乗換える)場合、振替票は2枚もらえるらしい。

最初の鉄道会社を降りる時に一枚渡し、乗り換えた駅でそれを見せ、最後に回収。

へー知らなんだ。

前に多摩都市モノレールを使わずに通勤していた時、JRが不通でモノレールに振替られた。

その時は1枚の振替票でモノレールと京王に乗ることが出来たけど。

都心のターミナル駅やと、振替票を貰うの大変やしな。

こないだも京王が不通のとき小田急へ振替やっていて、その時は小田急多摩センターの駅員が「京王の乗車券、定期券をお示しください」と自動改札の一番端っこを解放して、対応していた。

京王で振替票をもらわなと思てたが、京王の定期見せるだけで小田急の改札を「タッチしないでくださいね」と通してくれた。

降りる小田急永山の駅員も京王の定期見せるだけで「タッチしてないですよね」と確認し通してくれた。

この辺は京王も小田急臨機応変、感じが良いと思たわ。

ま、いずれにせよ便利なシステムやな、振替。