訛り
うちの部長は東京都府中市出身。
東京の人にも「方言」がある。
部長は「歩いて」を「歩って」という。
「駅から歩ってたらね」とか「自転車より歩ったほうが」みたいに使う。
方言というか訛りかな。
東京は、いろいろな所の出身者が集まっているから、もともとの方言、訛りってわかりにくい。
三鷹出身の後輩が、「山梨の方の方言に似てたりしますよ、うちのじいちゃん」なんて言ってたし、こちらも三鷹出身の少林寺拳法の先生も、どことなく山梨とか静岡的な訛りが時々やけどある。
23区内でも、東の端っこの方へ行くと、北関東訛りのような言葉になったりするとも聞く。
ま、それらも我々よりも上の世代の人やろな、今の人はテレビ、ラジオで耳にする共通語(NHK語かな、標準語って言葉大嫌い)から、東京周辺はどこ行ってもそんなに違いないみたいやけど。
でも、実際には、たとえば、台東区と千葉市と横浜市とさいたま市では、地元の言葉って結構違ったりするんやろな。
関西でも、大阪、京都、神戸、奈良でかなり違う。
タレントが使う「関西標準語」ってのもあるらしいが。
南北に細長い三重県でも、桑名と津と鳥羽と伊賀と尾鷲では、これでもか位まーったく違います。
その地方の言葉って文化、大事にせなアカンのやろな。