長年の「謎」が
うちの小学校の校歌、ずーっと引っ掛かってた歌詞がある。
古い校歌なので、歌詞が難しい。
藍を浸せる江の浦の岸
勤しむ我らの学舎建てり
朝夕見慣れし庭の老松
知徳磨きて操を競わん
なんて一番の歌詞、一年生入ったときは「なんのこっちゃ」。
しかも二番。
小富士の山を窓に眺めて
親しき父母もかつて学びぬ
おおちの陰の繁るごとくに
日に勤しみて名をなさんかな
やった、たぶん。
そこで歌詞に疑問が。
一番の「庭の老松」は、我々の頃はすでに無いことを聞いていた。
二番の「おおちの陰の繁るごとくに」、おおちって何、繁るごとくにって木なん?
そしたら今日、高幡不動で発見。
写真は見にくいけど、「せんだん(おうち)」。
あ、これや。
今の新校舎(我々頃の新校舎、30年以上経っている)を建てる前に伐採された大木があった。
子供二三人が手をつないで一回りあるような大木。
無くなる前に友達と写真を撮った。
その時、一人が抱きついてだいぶ余っていたので、おそらくそれ位の太さはあったはず。
この大木、「せんだんの木」と呼んでいた。
これやな、せんだん=おうち。