開祖から

帰山の際、Mさんのデジカメで撮った画像を貸してもらったので、PCで携帯で見れるように加工し、親父の携帯に送った。

電話したら、昔の帰山の時の話をしてくれた。

四十年近く前、特にイベントとか講習会とかでは無い時に、道院長はじめ数人で帰山したことがあるそうな。

その時親父はまだ級拳士。

本堂の作務をしたこと、その時道院長の姿が見えないので探したら、トイレを雑巾で拭き掃除をしていたこと、開祖がいらしてくれて気さくに話をしてくださったこと、夜は町内の本部道場で一緒に練習をさせてもらったこと…、よぉしゃべるしゃべる(笑)。

帰山から戻り、御礼にと紀伊長島道院の名で伊勢海老を贈ったとのこと。

すると数日後、道院長O先生あてに毛筆の礼状が届き、「頂いた伊勢海老は、大変活きがよく座布団の上に置くとピョンピョン飛び跳ね、皆から歓声があがりました」みたいなことが書かれており、最後に開祖の名前と印があったそうです。

へえ、それはすごい。

道院長のO先生はきっとその手紙を大切に保管されていることでしょう。

機会があったら見せていただきたいなぁ。