ワクワクとかドキドキとか
忘れていました。
入門直前のドキドキ。
初段合格後の練習前のワクワク。
中でもテンション上がったのが、数年前の三鷹市民体育祭の開会式デモンストレーション。
体育協会加盟の各協会から数名ずつ参加しての開会式、結構な人数。
そこで、その年は我々少林寺拳法連盟がデモンストレーションをやることとなった。
年少部含めて全員で基本練習、高段者のMさんとAさんと解説演武。
そしてその年の都大会出場組の組演武の披露。
年の順か、小学校低学年から数組、披露した。
そうそう、Cもまだ小学校あがったすぐ位やったかな、演武の最中にあちこちから「かわいいね」の声も聞こえた。
そして最後は、Y口さんとワシと唯一黒帯の演武でした。
都大会までにこれでもかと練習していたので、大会の再演位に思っていた。
大会だと周囲は少林寺拳法の関係者ばっかり、だがこの時は少林寺拳法については全くのシロウトさんばっかり。
二人の演武の間、しーーーーんと静まりかえっているのが分かった。
あれれ、大会と全然雰囲気ちゃうやん(笑)。
自分の、Y口さんの気合いが館内に響く。
そして約2分弱の演武が合掌礼で終了すると、拍手が沸き上がったのです。
大会とかだと、同じクラスの出場者の拍手だけなんやけど、このときは迫力のある拍手が聞こえてきた。
照れくさかったが、悪い気はしなかった。
初めての経験。
ちょっと興奮。
最初に書いた、ワクワク、ドキドキ、そしてこの興奮、こういうものをすっかり忘れていた。
個人的に大の信頼を置く先輩Mさんがメールをくれて、「先生の話は叱咤激励と受け止めて、初心に戻って」みたいなことを書いてくださいました。
そう、あの時の気持ちを思い出したら、またやれそうな気持になった。
ありがとうございます。
心が少し軽くなった。
今日は気分よく過ごせた。