ドリフ

さっき会社の帰り、ラジオにその昔「8時だヨ!全員集合」のスタッフだった人が出ていた。

視聴率50%を超えた事もあるらしいあのおばけ番組、基本は公開生放送。

放送開始当初からだとか。

放送開始までに目黒の方の公会堂で、どのような感じになるかをリハーサル(シュミレーションやろな)やって、最初の方は三鷹市公会堂など割と小さめのホールが多かったですね、なんて話していた。

前にうちの先輩のMさんに聞いたことがある。

「駅前のおもちゃ屋さんで買い物すると、公会堂のドリフの整理券貰えたんだよ」。

この公会堂、市役所に隣接しており、その裏に我々の練習場所、三鷹市第二体育館がある。

昔よく見ていた番組がここでやってたんかぁ、最初この話を聞いたとき、楽しく見ていた事を思い出した。

番組の最初、コントのコーナーで、○○県○○市公会堂より中継、みたいなテロッブが流れ、あーええなぁ、生でドリフ見れてーみたいにも思てた。

ワシらにはお笑いタレントグループやったけど、実は実は、ビートルズの前座をつとめた超一流ミュージシャン。

それを知ったのは、中学生やったか高校生やったか、めちゃくちゃおどろいた。

また、荒井注から志村けんにバトンタッチするときの、二人の挨拶もよぉ覚えている。

その内容を聞いていたら、色々とコントの内容、一発ギャグ、キャラクター、コーナー、バクバクと思い出される。

長いことやってた番組、世代にもよるが、ワシらは「ちょっとだけよ」とか、女の道を歌いながら自転車に乗りクシャミするお巡りさんの加トちゃん、少年少女合唱団から変化する志村の東村山音頭、マット運動のコーナーとか、コントでも長さんがお母さんをやる家族のコント、国語算数理科社会の教室のコント、ジャンボマックス、あかん、いくらでも書いてしまう。

中でもよぉ忘れんのが、前にも書いたが、クロージングでの加トちゃんの一言と最後の超笑顔!

「歯磨けよ」「宿題やれよ」「頭洗えよ」「また来週!」みたいな(笑)。

その頃の小学生が42のおっさんになっても鮮明に覚えとる、これだけ、影響のあった番組やったということ。

いま、メディアが多様化し、こんな「おばけ番組」は存在しない。