良かったと思うか

年度末で忙しい。

今度の正月の会社移転を控えて忙しい。

少林寺拳法の練習、年内休ませてもらうか、行けるときだけ行くか、悩ましい。

いっそのこと辞めてしまおうか、とまで考えた。

さっき帰宅したらテレビに綾戸智恵が出ていた。

中学校で生徒達を前に、体育館で何かやっている。

「質問ある?」

一人の女生徒、「ピアノ辞めようと思ったことありますか」

昔辞めようと思ったときに、彼女のお母さんが「あー、辞めてよかったーと言う自信があるなら辞めなさい」と言ったそうです。

辞めてよかったと思う自信。

はっとした。

ない。

全くない。

辞めたいと思うのは、ただの現実逃避。

そうやなぁ。

考えさせられた。

今、ワシを泣かせたいなら、「栄光の架け橋」と「蕾」を聴かせれば、一発や。

"あの時思い描いた夢の途中に今も、何度も何度も諦めかけた夢の途中"

"今もまだ掴めないあなたと描いた夢、立ち止まる僕のそばで…"

夢な。

少林寺拳法始めたとき、親父の持っている二段を抜くことを目標とした。

来月初段受験の少し年上のK生さん、20年後に一緒に大拳士五段を目指しましょうと言ってくれた。

今、この二つが夢。

まだ、夢。

遠い先の夢。

しかし、かなえられそうな気もする、夢。

あー、あかんあかん、やっぱり少々疲れとるんかいな。

自覚症状があるだけマシかも。

やれること、ちょっとずつ、頑張るしかないよな。

やりますか。

よいしょっと。