節分
ガチャガチャガチャ…。
タイヤのチェーンの音で目が覚めた。
お、天気予報のとおり雪かいな。
カーテンを開けると、マッシロ。
久しぶりの雪景色です。
駅前まで出るのも一苦労、バスもチェーンを巻いている。
乗り心地はガタガタと気持ちの悪い振動で最悪。
今日は節分ですな。
地元では夕方6時前後には、子ども達が元気よく各家を回ってお菓子をもらう「たいさま」がある。
子ども達が豆まきの済んだ漁家を回り、「たいさま売って」と"鯛"や"鯖"を買いにいく。
「鯛、鯖売って」が転化して「たいさま売って」になる。
漁家では魚の代わりの、煎った豆やあられや豆菓子等を盆に乗せ、漁師のおじさん、じいちゃんが手ですくって袋に入れてくれる。
ワシらが小学生の頃、このようなスタイルから、10円とか30円の袋菓子に変わってきた。
漁家だけではない、いわゆる漁師町一帯では商店や会社員の家でも「売って」くれる。
我々の頃は、スーパーの袋では小さいと、丈夫な米袋をもって片っ端からまわった。
しかも、一旦家に帰って「お代わり」をもって再度出かけたり。
当面、おやつには事欠かない。
って、このネタ毎年書いとるなぁ(笑)。
忘れられない行事であります。