とうとう

親父は今日、手術です。

たとえば子どもが手術するとなると、かわいそうに、出来たら代わってやりたいなどと親は殊のほか心配しますが、逆もまた真です。

本人がどんな気持ちでおるかと思うと、辛いです。

っていうても、ワシは仕事が手に付かんとか、食事が咽を通らない、とかはとりあえず無いですが。

横浜の姪が贈った熊のぬいぐるみ「茶朗」(ちなみに親父は史朗)という名前だそうですが、検査に続き、今日手術室にも連れて行くそうです。

昨日の20時前、親父からメールが来た。

「茶朗連れてってもええよって看護婦さん言いよったで、連れてくわ」

(^^;)まるで子どもです。

年をとると子どもに返るっていうけど、こんなんもそうなんやろか(笑)。

不安で不安で仕方がないに違いない。

いくつになっても、嫌なものは嫌、怖いものは怖いもんな。

返信は「了解、頑張って!」としかよお書かなんだ、泣けてきそうで。

手術は午後1時頃開始、6時間かあるいはそれ以上かかる予定だそうです。

結構、大掛かり。

親戚とか知り合いの手術では、なんとも思わなかったけど、いざ家族が、となるとそれは違う。

ホンマは病院へ駆けつけたい気持ちもあるし、手術着の親父を見たくない気持ちもあるし、複雑な心境。

幸か不幸か、今日は全国会議当日、休めません。

時計と睨めっこになると思うけど、淡々と仕事をして、母からのメールを待つことにします。

きっと、今夜無事を知らせるブログを書くと思いますが、ワシにとっても長い一日になりそうです。