戸籍
戸籍の無い女子高生、旅券の発券が叶わず修学旅行に行けなかったとのニュースを見た。
お母さんが前のダンナの暴力から逃げている間に生まれた彼女、実父の姓を名乗ってこれまで生きてきた。
「母に暴力を振るった人の名前では旅行に行きたくない」
彼女のスタンス、信念は立派や。
しかし、大人たちの法律を盾にしたなすりあい、責任転嫁は彼女に対して恥ずかしくないのか。
「民法が」「外務省が」「前例が」…、仕事が増え、めんどくさくなることだけしか考えてない役人たち。
一人の少女の一生に一回の思い出を作るチャンスを無にしてしまった。
日本には、まだ義理も人情も残っていると感じていただけに、このニュースは寂しい。
彼女の新婚旅行までに、必ず解決してあげなければならない。