Kくん

Y岡さんちの長男坊、Kくん。

幼稚園の年中さん(かな?)、時々パパと一緒に練習にやってくる。

練習時に年少部向けに、「大きな声で挨拶をしよう」「靴をそろえよう」等と書かれた紙を出入口に張出しとるんやけど、これを片付けるのを見ていたKくん、ワシに「何て書いてあるの?」。

「これはね、練習に来て道場に入るときには合掌礼して“こんにちは、お願いします”って大きな声で挨拶しようね、って書いてあるんだよ」と教えた。

「ふうん」

「Kくんもさ、こんど練習に来た時とか、知ってる人に会った時に“こんにちは”って挨拶できるかな」

「うん!」

そんなやり取りがあった。

何週間か後の演武会の日、準備でバタバタ走り回っていたら、小さい子がワシの前にまわりこんで覗き込むように「こんにちは!」。

「お、Kくんだ。こんにちは」

その時、最初に書いた以前のやり取りを思い出した。

きっと彼は「挨拶できるかな」ってワシの言葉を覚えていてくれたに違いない。

かわいいなぁ、なんて言うのか、嬉しかったデス。

(*^^*)

大人は何気ない会話で忘れてしまっていることも、子供には印象に残ってたりするので、目の前で下手なマネは出来ないし、話せやへん。

そんなことを考えさせられました。

特にワシが注意してるのは、交差点。

子供がいるときは、信号無視は絶対にしません。

っていうか、普段もすんな(笑)。

しかしKくん、おりこうさんです!