外語祭

外語祭

今日は、うちの道院と縁もゆかりも深い東京外語大学の学祭、「外語祭」に行ってきた。

M田さんに声をかけ、息子のC(1年生)も一緒に出かけた。

電車で到着したのがちょうど開場の時間、まだ人影もまばらやし、模擬店も準備を始めたところのようです。

さすが外国語大学、色んな店が出ていますが国際色豊か!

一回りして、目的の少林寺拳法部の「りんじ屋」(たぶん少林寺拳法の“林寺”?)を発見、合掌礼をして店番をしていた女子学生に自己紹介して「N村さん(主将)いますか」と聞いてみた。

丁寧な対応、その場には居なかったので電話をしてくれたが通じず、また来る旨言い残して、もう一回り散歩。

ダーツで景品がもらえる店の前を通ったら、女子大生に声を掛けられたC、「やってみたい」。

お姉さんにやり方を教えてもらい、挑戦。

おおおおおお、真ん中の50点に命中!

3本の合計点で景品が違うんやけど、結局彼はくじ引きの箱の中の商品を一つゲット、キャラクターのキーホルダーでした。

でも、「180点以上空中遊覧」の商品が気になった。

空中遊覧?ヘリ?なんやろ、気になるなあ。

さて、ちょっとお茶を飲んで一服、再度「りんじ屋」へ。

すると、さっきの女子学生が「11時から野外ステージで少林寺拳法部のパフォーマンスがありますから、行ってみてください、N先輩もいますので」とのこと、早速、さっきお茶した広場の野外ステージに行ってみた。

道着の学生がおる、胴とフェイスガードをつけている彼がこっちに気付いて合掌礼をしてくれた。

挨拶をして、M田さん親子を紹介し、ステージを見せてもらうこととなった。

N村くんや。

すぐに始まり、まずは少林寺拳法がどういうものかを「小手抜」「十字抜」で解説。

ステージの下に部員が下りてきて、やってみませんかと学生やギャラリーに声をかける。

そしたら、一人の部員と目が合いこっちに来た。

「どうぞ、ステージに上がってやってみませんか」

「有段者だけどいい(笑)?」

「あー、大変失礼しました〜(合掌礼)」

さっき、N村君と話してたのを見てなかったようです。

知らん顔して、ステージ上がっても良かったんやけど(笑)。

連反攻のおまけつきでやってあげたのにぃ。

その後は「ショウレンジャーショー」。

赤、黄、青のマフラーを巻いた拳士が、黒いシャツの悪者をやっつけるというシナリオ。

黒シャツの学生が全員でギャラリーの学生を一人担ぎあげステージに上げる、これをその3色のショウレンジャーが助ける。

いわゆる乱捕ですね。

ステージの下まで降りて繰り広げられ、女子学生からは「なんとかくんカッコイイー」の掛け声も。

その後、最後のシメは、主将N村君ともう一人の演武を披露。

Cは「演武だあ、もっと前で見よっと」とステージのかぶりつきへ。

やはり学生、さすがに動きが素早いし切れもある。

確かにかっこいい。

ステージ終了後、もう一度N村君に挨拶、Cも自分が習っているのと同じ少林寺拳法をやる大学生のお兄さん達がかっこよく写ったらしく、自分から彼らに話しかけ始めた。

「ぼく7級だよ」

お兄さん、お姉さんたちもCをかわいがってくれた。

ん、そういえばまだ「りんじ屋」の「ホワイトギョーザ」食べてない。

じゃ、ちょっと店に行ってみますねと、3人で再度店に向かう。

後ろを部員の皆さんが歩いて着いてきてたと思いきや、店に到着する前に、N村君が走って先回りして「いらっしゃいませ」。

さすが!

気持ちいいですよね、学生の振る舞い。

早速、ホワイトギョーザ6個と中国茶セット300円を注文。

熱々のギョーザが出てきた。

うまい!皮のもちもち感と、具のジューシーさがたまらん!

去年先生が旨いって言うたはずですわ。

ちなみにこのホワイトギョーザは、フランスパンの生地を皮に使ってるらしい。

二十年くらい前に、金沢で食べた覚えがあるなあ。

りんじ屋の前でしばらくN村くんや部員の皆さんと談笑。

Cも一人の部員とドラゴンボールの話で盛り上がってた。

来週のブロック研修会にも彼らが来ることになっています。

再会を約束して、大学を後にした。

「また来年来ようか、C」

「うん、絶対くる」

「C、あのお兄さんたちね、来週の日曜日三鷹に来るんだよ、Cも見学に来るか」

「うん、行く!」

大きいお兄さんの友達ができたようです。

楽しい半日を過ごせました。